チャイルドケアのベビータッチ

昨日、JAAチャイルドケアの「ベビータッチ講座」を開講しました。

おかげさまで満員となり、興味を持っていただけたことうれしく思います。
そこで
チャイルドケアのベビータッチについて少しお話しします。
実は告知のときは、「ベビーマッサージ」という言葉を使っていました。
これは主催のJAAからの希望です。広く認知されている言葉のほうが
キャッチーですから。
でもずっと違和感がありました。

「マッサージ」を指導する講座を行うつもりではなかったので。
だから参加された方は
「ベビーマッサージ」を学べる講座だと思われていたかもしれません。
でもテクニック的な指導はしないとは最初からお伝えしていました。
マッサージとは、マッサージ師の国家資格を持っている人ができる手技です。
実はそんなに安易にできるものではありません。
だから赤ちゃんに触れることが「ベビーマッサージ」と
広く誤解されていることも正さないとなりません。

 

そこで今回は「ベビータッチ」に変更しました。

赤ちゃんへのケアのひとつがベビータッチですが、

チャイルドケアは、ちょっとニュアンスが違います。

赤ちゃんの存在をきっかけに皆がしあわせになれることが

チャイルドケアの「ベビータッチ」

ベビータッチは皆が幸せになれるものです。
赤ちゃんだけじゃないのです。

誰が言ったか忘れましたが

「愛することはふれること」という言葉があります。

そう、愛があれば触りたくなります。

でもその「触る」といういわゆるタッチする行為とは、

物質的な「からだ」に触れることではありません。

おそらく、その意識の違いが手順や方法を
もとめられることになるのでしょう。

チャイルドケアの「愛することはふれること」の解釈は

その生命力に触れること。

 

その存在に感謝すること。

 

その命と共感して、共有して生きていくこと。

だから手順なども手技の云々もいらないんです。

「愛する」ということの解釈は

ただ受け入れること。要求などはないんです。

つい私たちは赤ちゃんに対して

最初は元気に育ってね・・・・と

いうシンプルな思いだったのが

 

成長を急がせたり、期待したり、

そのうちに評価を気にしたり、求めたり、

そして優劣をつけてしまうんですね。

それは「愛すること」ではありません。

 

ベビータッチは、

ただただ、ベビーの存在を喜び称え、

何の心配もしないくていいから

全部守ってあげるから、

命の限り、楽しみなさい、生きなさいと

ベビーの生命力に呼びかけることです。

 

手のひらは「掌(たなごころ)」とも言います。

つまりそういう思いを、手を通して伝えることが

ベビータッチの基本なんです。

 

ただ黙って寝顔を見守るだけでも、できることです。

そういうベビータッチを

チャイルドケアでは伝えていきたいと思っています。

 

今回の講座は、お教室ができるようにテキストのコピーもOKとしました。

指導の仕方は、同じテキストを使っても変わっていくかもしれません。

だけど、この思いをきちんと伝えてください。
そうじゃなければ、チャイルドケアのタッチケアとはいえないのです。