自画自賛のすすめ

日本人の気質にある「謙遜」する美学。
確かにね。この謙虚さは美しい。
だけど、正しい謙遜が出来ている人は少ない気がします。

自分を過小評価して、自己肯定感を低くしているのは、
謙遜でも謙虚でもない。
「私はいいです」「私はできないです」と
出来るできないの前に完全否定。
自信がないということもあるけれど、
面倒なことはできるだけ避けたい、

だから自分の出来なさアピールをすることもあります。
黙っていて無関心を装うよりはいいのかもしれないけど、

でもこういう場合、結構隠れてこそこそ陰口をたたいている人もいます。

 これ謙遜でも謙虚でもないです。

本来の「謙遜」の美しい言葉の真意とは違ってきているように思います。
だったら、謙遜なんかいらない。
堂々と遠慮せずに言動も行動もしてみたらいいんです。

そういって、
「では、そうします!」といって
行動が出来る人が「謙遜」していた人だってわかります。

「そうはいっていっても・・・」と
グチグチ言って行動しない人は謙遜しているわけじゃないです。

あくまでも私の判断基準ですが。

それと、自分のことを過小評価するのも謙遜ではないですね。
自信がないことが、謙遜ではないから。
私は過小評価する人をみると、とても悲しくなります。
もちろん謙遜で言っているのかもしれないけど、
自分のことをなぜこんな風にしか思えないんだろうって
どちらかというと、そうとらえてしまいます。

自分の子どものことでもそう。悪いところを紹介する。
それは良くないですね。まぁ、昔の人は良く愚息とか、愚妻とか、
身内のことをそんな風に言いましたけど、これはね良くないと思います。
自分だけが分かっているいいところがいっぱいあるんだから
それを紹介すべきです。
 
でも実は、私もそうでした。
子どものいる前で子どものことを少し悪く言ってしまったことがあります。
もちろん謙遜のつもりでした。

でも子どもに謙遜なんてわからないから、
相当ショックだったようです。
「ママは誉めてくれたのに、嘘だったの?」
「どうしてダメなことをみんなに言うの?」と
ひどく傷つけてしまったことがあります。
それからは、自分の子どものことはありのまま伝えます。

「とってもいい子です。だけどおっちょこちょいなの。そこがかわいいけど」とか
「素直で真面目。だけどグウタラなところもあるわよ、外では気が張ってるのかもね」とか。
自分しか知らないありのままを話します。
悪いところも話します。

いいところだけ話すと、自慢話に聞こえちゃうし、
そういうつもりはなくても
人は良い話を妬んだりするんですね。
でも必ず良いところを先に話します。

だって、本当はそこだけ話したいんだもの(笑)
我が子のいいところを話していると、なんだか気分よくなります。
そして不思議なものでいいところを話していると、
子どもが元気に育ってくれていることに改めて感謝したりして。
いい気分。
そう、自画自賛で親は幸せなもんです。

だから、私は子育て関連の講座のときに、
小さなお子さんのいる講座では自己紹介のときに
子ども自慢を一つ添えてくださいとお話しします。
ただ、「○○才の子どもがいます」じゃなくて、
「野菜をたくさん食べてくれる2歳の男の子の母です」って言うだけで、
なんか違ってきます。

そうすると講座のあとで、
あるお母さんが
「本当はおむつが取れないことが悩みで、それを相談しに来たんですが、
なんか野菜もりもり食べてくれる我が子なんだって思ったらどうでもよくなりました」って
言ってくれて
あぁ何気ないことで、お母さんたちは変わってくれるから、
お母さんが変わってくれる魔法の言葉をたくさん持ちたいなって思ったことがあります。

私の講座に参加されている方はわかると思います。
私自身が、自画自賛しているから。
「これ、すごくいいよ。楽しいよ。すごくない?」って。
そうすると、何だか皆さんそう思えるようになるし、
わからないけど「楽しい」そして「ハッピー」って気分になるです。
そして、子どもに早く会いたいって思えたり、
家族に優しくしようって思ってもらえるんです。
学問的なことを身につける内容ではないけれど、
こんな大切なことを再確認できるのは良い学びですね。(あっこれも自画自賛)

物事を良い方向でみるためには、不要な謙遜はしないこと。
先ず自画自賛していきましょう。それが上手になった人だけが謙遜できるんです。

大いに自分を認め、評価して、喜びましょう!

チャイルドケアとアロマ

チャイルドケアの学習方法は、

日本アロマコーディネーター協会から

通信講座となっているものが代表的なものです。

資格認定や加盟校制度もあり、チャイルドケアの核となっています。

開講してから18年になろうかと思います。

そのくらい息の長い講座になってきました。

 

講座の開講された18年前は名前すら知られていませんでしたが

現在は「チャイルドケア」というネーミングを知っている人は増えました。

しかし、なぜかその内容を知っている人は学習者くらいです。

いまだに「何?」と思われています。

何せ、いろいろトラップやトリックがありますから(笑)

 

チャイルドと言っているのに、子どものケアだけではなかったり、

アロマの協会なのに、アロマはあまり指導しないし・・・・・。

 

学習者以外は、「チャイルドケアって何?」と思っている人は多いのです。

 

しかも同じ協会で発信しているアロマコーディネーターさんの皆さんも

ご存知ではない方が多いです。

まったくもって認知されていません(苦笑)

 

子どもだけのケアじゃないなら、

「チャイルド」と呼ぶのはおかしいから講座の名称を変えた方がいいと

言われたことも多々あります。

 

子どものためのアロマを勉強できると思っていたのに、

全然内容が浅いとも言われました。
アロマの協会さんですから、ごもっともなご意見です。

 

もちろん、それは想定内です。

でも、私はツールを使った方法やテクニックを指導するものなどは、

最初から行うつもりもなかったし、

他の誰かが指導できるものならば、

それでいいのではないかとさえ思いました。

 

例えば子どものためのアロマじゃなくても、

アロマをしっかり勉強すれば、

子どもへの影響や使い方はわかりますから。

 

別に子どものためのアロマだからといって、

簡単でもないし、特別でもないです。

でも使う側の心得はとても重要だと思っています。

それに情報が氾濫して、考えることもなくなり
何でも検索して自分の知識だと思っている人が増えたことも
私の懸念することでした。

だからこそ
「チャイルドケア」のチャイルドは、
皆が誰かの子どもでチャイルドだと気づき、
「命」を総称する言葉だとわかったとき、
おそらく皆さんの体験や経験や、知識や思考がつながれて
1の教えが10以上になって、知識はさらに深まるでしょう?
自らの中にある知識や経験である
点と点が結ばれて大きな学びになると思っています。
 だから絶対にネーミングは変えたくなかったんです。
自ら気づき考え、実践できる力
これが チャイルドケアなんです。

 

18年前にはアロマセラピーは
 すでに普及されていましたが、

ここまで手軽でいい加減ではありませんでした。

いい加減というと、言葉が荒いかもしれませんが、

今は普及されたことで、知っている人は増えたこともあり、
わかったような人ばかりで、何か慎重さがないというか、

アロマだけじゃなくて他のことも何でもやっていて、
本来のアロマの良さが希薄になっているようにも感じています。

アロマが方法も知識も含めたツール化されている気がします。
個人的な意見ですけど。

子どものためのアロマは、使い方のノウハウというよりは、

子どもも香りもとても繊細であることを知るべきです。

子どもの感覚は繊細です。そして鈍くもあります。

つまりとても不安定であいまいな状態。

 

大人の使い方でその感覚はずいぶん変わります。

 

アロマは使っていても、日ごろから薬も常用していたり、

添加物をとっていたり、生活が乱れているのであれば意味がないのです。

18年前に講座を開講した時は、

もっと子育てに生活にアロマを取り入れて、

できるだけ家の中からケミカルなものを排除してもらい、

子どもの本来持っている力を引きだし、
親はそれをサポートする提案をしていました。

 

しかし、アロマの普及とともに、自然治癒力とは言葉ばかりで、

自然治癒力を期待するどころか対症的なことが求められるようになりました。

本当の意味での自然治癒力が分かっていません。

自然療法でのケアの認識や知識は、実践的ではなく、
カルチャーでしかなく、

基本は西洋医学に依存しているような方が多く見受けられました。

ケアに対する信念があいまいなんです。
せっかくの知識も知っているだけで
わかって使っているとは言い難いかもしれません。
不調になるとすぐにそのあいまいな知識は崩され
安易に薬に頼り、目の前の症状を抑えれば安心します。

勉強しても迷いながら使っている人が増えました。

 

そんな状況の中で、子どものアロマとして伝えても
本来の自然治癒力や、命のケアを伝えるところにはつながりません。

西洋医学寄りのアロマが増えたことで

より対症的な使い方ばかり求められます。

 

そこで10年ぐらいまえから「家庭教育」を基本にした

チャイルドケアにリニューアルしたのです。

素材やツ―ル、方法にとらわれることなく、

もっと基本にある生活、生き方、
人生に掘り下げていくことが大事だと思ったのです。

風邪をひいたときのケアではなく、風邪をひく前のケアであり、
そのケアの中には生活すべてが含まれるので
アロマだけで対処はできません。

 

アロマはもちろんいいです。

だからこそ、もっと香りを深めた知識と使い方を知るべきです。
それは精油の成分や効能を知ることではないと思っています。

もっと「香り」そのものの存在を感じることです。
植物の香りって、もっとアナログなんじゃないかと思います。
別に成分など知らなくても香りは認識できるし、心地よさや

気になる感性は十分わかるはず。

 

日々の香り、そばにいる人の香り、季節の香り、生きている香り
そう、香りってもっと生々しいものです。
そういう視点からとらえたアロマセラピーが、
家庭でサポートしてくれるものであると思っています。

だって日々使っているお醤油や塩の成分をいちいち科学的分析して
効能チェックして使わないでしょう?

日々、日常の中で、誰もが心と感性を使ってできるケア。

命の調和を目指すもの、つまりホリスティックに
チャイルドケアではアロマをとらえています。
さらにアロマも精油以外にも広げてとらえています。

 

つまりものすごく大胆に例えるなら

精油の香りも、栄養たっぷりのオーガニックカレーの匂いも
チャイルドケアではアロマセラピーの中に入れちゃているんです。
だって、どっちも元気になればいいじゃない。
そして、両方知っていれば最高にいいでしょう?

 

だから、アロマセラピーとダイレクトなつながりはすぐ見つからなくても、
チャイルドケアをやっていると、アロマの使い方は上手になります。

お料理が上手になるのと同じように使えます。


バリエーションも増えます。香りを上手にブレンドできるようになります。
本を見なくても何に良さそうなのかはわかるようになります。

これが「家庭薬」と言えるのではないでしょうか。

 

アロマとチャイルドケアは、とても密接です。

とっても深いんです。

 

アロマを勉強された方でチャイルドケアを学習されると
きっとアロマの使い方が広がります。
だからアロマの協会さんで
扱っていただいて、やっぱりよかったと思います。
香りを偏らずに楽しんでいただけるようになると思います。
そして、改めてアロマの良さに気づき
生活の中でナチュラルな使い方ができるようになると思います。
難しいことを覚えるだけがスキルではありません。
生活の知恵をつけ
心豊かに暮らしていくこともまたスキルを上げることですから。

 

チャイルドケアのベビータッチ

昨日、JAAチャイルドケアの「ベビータッチ講座」を開講しました。

おかげさまで満員となり、興味を持っていただけたことうれしく思います。
そこで
チャイルドケアのベビータッチについて少しお話しします。
実は告知のときは、「ベビーマッサージ」という言葉を使っていました。
これは主催のJAAからの希望です。広く認知されている言葉のほうが
キャッチーですから。
でもずっと違和感がありました。

「マッサージ」を指導する講座を行うつもりではなかったので。
だから参加された方は
「ベビーマッサージ」を学べる講座だと思われていたかもしれません。
でもテクニック的な指導はしないとは最初からお伝えしていました。
マッサージとは、マッサージ師の国家資格を持っている人ができる手技です。
実はそんなに安易にできるものではありません。
だから赤ちゃんに触れることが「ベビーマッサージ」と
広く誤解されていることも正さないとなりません。

 

そこで今回は「ベビータッチ」に変更しました。

赤ちゃんへのケアのひとつがベビータッチですが、

チャイルドケアは、ちょっとニュアンスが違います。

赤ちゃんの存在をきっかけに皆がしあわせになれることが

チャイルドケアの「ベビータッチ」

ベビータッチは皆が幸せになれるものです。
赤ちゃんだけじゃないのです。

誰が言ったか忘れましたが

「愛することはふれること」という言葉があります。

そう、愛があれば触りたくなります。

でもその「触る」といういわゆるタッチする行為とは、

物質的な「からだ」に触れることではありません。

おそらく、その意識の違いが手順や方法を
もとめられることになるのでしょう。

チャイルドケアの「愛することはふれること」の解釈は

その生命力に触れること。

 

その存在に感謝すること。

 

その命と共感して、共有して生きていくこと。

だから手順なども手技の云々もいらないんです。

「愛する」ということの解釈は

ただ受け入れること。要求などはないんです。

つい私たちは赤ちゃんに対して

最初は元気に育ってね・・・・と

いうシンプルな思いだったのが

 

成長を急がせたり、期待したり、

そのうちに評価を気にしたり、求めたり、

そして優劣をつけてしまうんですね。

それは「愛すること」ではありません。

 

ベビータッチは、

ただただ、ベビーの存在を喜び称え、

何の心配もしないくていいから

全部守ってあげるから、

命の限り、楽しみなさい、生きなさいと

ベビーの生命力に呼びかけることです。

 

手のひらは「掌(たなごころ)」とも言います。

つまりそういう思いを、手を通して伝えることが

ベビータッチの基本なんです。

 

ただ黙って寝顔を見守るだけでも、できることです。

そういうベビータッチを

チャイルドケアでは伝えていきたいと思っています。

 

今回の講座は、お教室ができるようにテキストのコピーもOKとしました。

指導の仕方は、同じテキストを使っても変わっていくかもしれません。

だけど、この思いをきちんと伝えてください。
そうじゃなければ、チャイルドケアのタッチケアとはいえないのです。