子どもとの会話

子どもとの会話で気を付けてほしいこと。

 

未就学から低学年くらいまでは、

とにかくまず、

子どもの話したいことを聞いてあげてください。

 

話したい<内容>を聞こうとせず、

まず子どもの口から発せられる

「話したい」という

<思い>を聞いてほしい。

 

それは内容なんかないことも多々あります。

オチもありません。

幼児期から幼さが抜けない低学年の子どもは、

何となくでしかまだ会話ができないのです。

そして会話というよりも、

成長段階で、母親の肌から離れて、手が離れて、

一人でできるようになった自立感とともに

何となく親子の距離を感じ、

ふと寂しさや不安のようなものが現れたときに

それを払しょくするかのような確認作業でもあるのです。

 

「ねぇ、ねぇ~ママァ~」

「あのさぁ~おかあさん」

 

そんな呼びかけに、ちゃんと向き合ってください。

 

「今忙しいの」

「何?早く言って!」

「言っていることわかんない」

「何、用事があるならはっきり言って」などと

 

少し大きくなって手をかけることが減った子どもに対して、

途端に子ども扱いではなく、

 

大人のペースで聞き、

大人のペースで対応している親をよくみかけます。

 

そうすると子どもは黙ってしまったり、

何も言いたくはなくなります。

いつの間にか顔色をうかがって話しかけるようになります。

 

この時期も親が子どもに耳を傾けることは大切です。

この時期にしっかり聞いてあげていることができれば

子どもは親への信頼感をしっかり確認できるので

安心して、あとは成長していくだけです。

 

そして必要なことはきちんと話すことが

家庭の中で当たり前のように

できるようになります。

 

もちろん対社会に対しても友達とのコミュニケーションが上手になります。

何より、人の話を聞いてあげることが自然にできるようなります。

傾聴のできる子どもは、皆から信頼されます。

 

そして、

「傾聴」で築いた信頼関係は思春期の時期の子どもとの関係に影響します。

思春期の子どもとの会話ができなくなっていることで

困っている親は、

実は困っているのは親のペースで話をしているから

「会話ができない」と思っているんですね。

子どものペースで話を聞いてあげていると、会話ができるのです。

 

親が言いたいことだけをいうだけの会話は

子どもは興味を示さないし、

どうせ聞いてもらえないということがわかっているから

会話をしたいとは思いません。

会話とは、何が言いたいかだけじゃなくて

何を聞いてもらいたいのか、何を聞いてあげるのか、

そこを大切にすることが大事です。

 

特に子どもとの会話は、「聞く」ことを大切にしてください。

子どもは、会話よりも自分のことを受け留めてもらえていないと、

親に媚びて無理にウケ狙いの話をしたり、

大げさに言ったり、嘘をついたり、

顔色をうかがいながら話を作るようになります。

そう、いわゆる「オチ」をいう会話を作るんです。

 

オチがないと聞いてもらえない、面白くないと注目してもらえない。

そんな風にしか会話ができなくなるのです。

思春期に入り、「面白話ができないから」と

話がしたくないという子どももいるんです。

大人が、親が、子どもとの会話をするときに、

もう少し上手になってくれたらきっと、

もう少し様々な問題が解決できるように思います。

 

「今日はお天気がいいね」

「そうだね」

たったそれだけのことだけれど、

互いの肌感覚を感じ

心地よさを共有できること。

こんな会話が、子どもを育てていくのだと思います。

1 コメント

「便利」という魔法から覚めましょう

私はまさに高度成長期に生まれ育ち、物のあふれ、「便利」という魔法の言葉に踊らされ、大人になりました。

そして21世紀になり、時代は「自然回帰」という流れが出てきました。しかし、今度は「地球にやさしい」という博愛的な言葉に踊らされ、子育てしてきました。

そして、今冷静に振り返ると、ただ資本主義のワナにはめられた気がしています。

結局は「モノを買う」「モノを使う」「モノに満足する」だけでした。

便利さは、ある時から人を怠惰にさせました。
そして、便利の限界を超えた時に人間にとって有害なものも取り入れることになりました。

例えば化学物質とかとそういうことです。

そして、入れなくていいものまで入れていたり、買わせるために無駄なものを作ったり。

そのような中で「地球にやさしい」流れが来るのは、有害なものに気付かせないという流れが起こったのかもしれません。

「地球にやさしい」という漠然とした実体のない言葉の真意など誰も追及しないまま、

何となく、良いことをしている気分になっていたんですね。

利他的のような雰囲気で利己的な人たちが増えている気さえします。

私もその一人だったと思います。

もうこれ以上の便利は、いらない。

これ以上の便利は、人間をダメにするだけではなく、地球も宇宙もおかしいことになります。 
海の中にどれだけの有害物質があると思いますか?

自然に戻ることのない石油物質である

「マイクロビーズ(とっても小さいプラスティックのこと)」は、

小さすぎて、ろ過できずに天然の海塩にもある国では、水道水にも出たといわれています。

海の酸化は進んでいます。すでに貝殻が溶けていく現象もみられます。

そして、空の向こうにある宇宙には消えることのない宇宙ゴミが
とんでもない量になって地球の周りを囲っているのです。
きれいな星を眺めるどころではなくなりますね。

目に見えないところで、たくさんの便利からあふれ出た「不便」が現れ始めています。

「便利」という魔法から覚めましょう。

 

そうしないと
私たちの命の流れは、決して良いものになっていきません。

私たちには、知恵を持ち、工夫し、それを力にすることができます。

また足りないものは自然に補うことができる力もあります。満ち足りていると出てこないし、

本来持っている力さえ、眠ったままで発揮できないのです。

「ちょっと足りないくらいが便利」

という新しい認識を持って生活してみませんか?

おうちの中の「いらない」に目を向けてみてください。

その一歩が本当の意味で地球に優しくしていることになると思います。

もう、モノに頼る時代ではないのです。

もう一度振り返り、「自分」の中にある能力や力を信じ、
発揮していくことではないかと思います。

モノがなかった時代。

モノはなかったけれど、もっと人が強かった。もっと工夫していたし。

人間力があったように思います。

モノと情報にあふれた「平成」も終わります。

新しい時代にはそこから学んだことを生かしていきたいですね。

あけましておめでとうございます

 

今年もどうぞよろしくお願いします。


昨年、私の提案している「チャイルドケア」の教育と活動を充実させていくために

「チャイルドケア研究所」を立ち上げました。

チャイルドケア研究所への登録は、どなたでもできますが、

意思確認はさせていただいています。

受動的な状況では登録できません。

自ら動く、「能動的」な意思を持っていることが必要だからです。

「学ぶこと」「考えてみること」

「行動を起こしてみること」

「深めてみること」

「つなげていくこと(伝えていくこと)」

これらを積極的に行っていくのが研究所の目的です。

そして、チャイルドケアの学習でもお話ししていますが

『みる』『きく』を一緒に体験していていきたいと思っています。

チャイルドケアでは

「自ら考えて行動する」ことの大切さをお伝えしています。

情報が多いことや周りの目を気にすることが多い中、考える前に情報が投げかけられ、

周りの状況に合わせて動くだけになり、自ら考えることが失われているからです。

もちろん考えていないわけではありませんが、

自らの想いと行動が同じ方向性であればよいのです。

でも私が子育てや生活の相談をされるときに

生徒さんやクライアントさんからは

「~しなければ」

「~するべき」
という言葉をよく耳にします。

自ら自制し、正し、無理な軌道修正で辻褄合わせにがんばっている人が多いんです。
本当は、自分のために周りのために考えて行動していることは
気持ちよいはずです。そうなるために考えて行動しているのですから。

でも想いとは違う行動にストレスを抱えているように見えます。

 

もっと広い視野を持って、情報に合わせるのではなく、

自らの経験や、想いを大切にして行動することです。

子どもにはそう願っている方も多いはず。

なのに親自身がそれができなくなっています。

これでは、子どもはどう自主性を持てばよいのでしょうか?

同じように情報に左右され、長いものに巻かれ、

指示待ちでしか動けなくなっていくのです。

あるいは情報に左右されて、気ままにやりたいことだけわがままに言うことになります。

何にでも興味を示すことは、良いこととは限りません。

考えないで流行りすたりに左右されているだけにすぎないからです。

 

「自ら考えて行動する」

これは、自分のことがわかっていないとできません。

また、周りのことがわかっていないとできません。

そして

自分の生命力に向き合っていないとできません。

つまり、「調和」がとれていないとできないことです。

チャイルドケア研究所では

まさにこの「調和」

《調えて、和を築く》

ここをテーマにして今年は活動していこうと思います。

たくさん一緒に考えていきましょう。そして行動していきましょう。

 

ぜひ今年の決意表明してください。
言葉はエネルギーとなり、

背中を押して、行動につながっていきます。

皆様にとって良い年になりますように。