読書をしませんか?

子どもたちの間では、本を読むことをとても推奨されていますね。

本の読み聞かせをお子さんにしている方も多いことと思います。

またボランティアで活動されている方も増えています。

読み聞かせのための民間資格などもあるようなので、

熱心さがわかります。

 

小学生以上になると「朝読書」とか「10分間読書」など

読書を習慣化している学校も少なくありません。

 

では、家庭ではどうでしょう? 

 

大人の読書は日々できていますか?

 

チャイルドケアを学んでいる生徒さんたちに

「最近読んだ本はありますか?」

「先月何冊の本を読みましたか?」と尋ねると、

残念ながら皆さん口を閉ざされます。

 

本だけではなく、大人の活字離れも加速しています。

情報を取り入れるのはもっぱらネットでの

安易な検索とあいまいな内容。

文字を読み深めることも思考を使ってあれやこれと

考えることも減っています。

 

本を読むことで様々な疑似体験ができたり、

登場人物に投影することで、

今までにない考えや思いを持つこともあります。

旅行に行かなくてもその土地のことがわかったり、

人と会わなくても楽しい会話が楽しめたような気持ちになります。

昔の歴史や文化に触れたり、

普通に暮らしていたのでは気づくことのできなかった

現実や社会問題に考えさせられることもあります。

 

親となり、さまざまな視野を広げ思考を深めねばならないときに、

本を読んでいると、助けられることは多々あります。

 

いろいろな分野の本を読むことで、

幅広い思考を使うので、脳の刺激にもなり

心を柔軟使うことができます。

 

イライラも減り、行動もスムーズになります。

 

読書は「ケア」になるからです。

7つのコンセプトの「言葉を大切にする」に位置付けられます。

 私のスクールでは、

以前から「チャイルドケア図書部」というものを開催しています。

 

開催といってもSNSのFacebookのグループを利用した仮想クラブです。

私が選書した数冊の本から、選んで読み、

それをシェアします。

 

同じ本でも視点が違えば感想も変わります。

また様々な分野の中でチャイルドケアについて考える機会にしています。

決して楽しい本を選書してはいません。

チャイルドケアの「考える」ができる本ばかりです。

時には子どもに関する社会問題や事件レポのような

目を覆いたくなる内容が書かれているものなども提案します。

おそらくご自身では手にしない本ばかりです。

 

「とても苦しくなった」

「やるせない気持ちになった」

「他人ごとではないと思った」など、

皆さん苦しみながらも考えられていることがわかります。

 

また、読書に不慣れな方には、

社会問題をテーマに扱った小説を提案します。

例えば「虐待」「ママ友の問題」をテーマにしたものです。

小説ですから、読みやすくなっていますが、

逆に生々しいものがあります。

 

皆さんの中にある「本音」「共感」「反感」「正義」

「惰性」「葛藤」などがフツフツと思考の中に現れます。

日々平凡に過ごしているとなかなかこういう感情に向き合うことはありません。

悩みの中には存在していても気づかぬことも多いのです。

そこを読書という形で向き合うことで心を整理することで、

悩みの解決糸口が見つかることもあります。

 

皆さんもチャイルドケアの学習の一環として

そして子育てや生きる力の糧として、

「読書」をする習慣をつけましょう。

語彙が増えます。

良い知識も増えます。

興味や関心も増えます。

社会意識も高まります。

そして自信がつきます。

 

「チャイルドケア図書部」は

、必ず1冊でも読むことができてシェアすることが出来る方は

どなたでも入部できます。

私の独断ですが、幅広いジャンルから選んでいます。

 

よろしければぜひ入部ください。

 

SNSのFacebookから「チャイルドケア図書部」で検索してください。

 

本来は、非公開グループですが、
現在部員募集のため
仮入部受付中です。

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母国語の美しさの見直し

日本語って、今さらですが、日本の母国語です。
他国で使われることはありません。とても貴重な言語で日本の財産です。

しかし、その日本語の大切さやきれいな日本語を話す人は、減っています。

テレビで話すアナウンサーでさえ、
あまり美しい日本語を話しているようには聞こえません。

最近はおかしな日本語を使うタレントがもてはやされ、乱れを増長させています。

私も人のことは言えません。父に良く言葉遣いが悪いと怒られました。
父はとてもきれいな言葉を話す人でした。
そんな影響もあり、私の反省も含めて、
自分の子どもたちにはかなり気を遣ってきました。

言葉の乱れは心乱し、態度や行動も乱れていくものだと思います。

そのことが影響したのか、二人の子どもたちは言葉遣いが丁寧だとほめられます。

優しく丁寧な言葉は、信頼と安心を与えるので、

二人とも異世代交流も上手です。

この親にして良くできました(苦笑)

 

私も「ケア」の向上のため、様々な分野を学んでいますが、

発展した新しいノウハウよりも、基礎的なことに本質を知ることがあります。
これもいろいろ学んだからこそ気づけたことであり、
最初からわかるわけではありません。
そんなときに

ノウハウではなく、「言葉」そのものを見直すことにいきつきました。 

数年前より「俳句」を学び始めました。
そこで日本語の美しさを再発見しています。

最近は、テレビ番組の影響でブームになっていますが、
わずか17文字で表すことのできる世界観。
なかなか興味深く、奥の深い世界です。


そこで、言葉をどのように使えばいいのか、とても考えるようになりました。

ただツラツラだらだら言っても、伝わらないけれど、
的確な言葉は、耳当たりが心地よく、頭ではなく、心に響きます。
さらには、視覚的にも想像できるので、体全体に言葉を感じるのです。
日本語は素晴らしいです。

優しく、しなやかで、たくましく、
そして、ケアになる「音」も多く存在していることに気づかされます。
日本語は、五感で感じて生まれた言葉も多くあります。
その代表が「オノマトペ」。
擬態語とか擬声語と言われているものです。
諸外国から比べれば、日本のオノマトペは圧倒的な数です。

音のない何もない状態を「シーン」と漫画などで表現されますが、
あれはかなり世界に衝撃を与えた言葉だったと言われています。
音のないことまで「音」としてとらえ、言葉にしてしまったのですから。


最近は、母国語の習得もままならない子どもたちが英才教育で外国語を習います。
さらにはテレビやゲームから刺激的なスラングのような言葉を早く覚えます。

外国語よりも、流行の言葉よりもまず先に大切な母国語を教えることです。

しかし、最近のお母さんたちの井戸端会議を耳にすると

あまり美しい会話とはいえません。
いい大人が、学生のように

「マジで~」「ヤバいヤバい」「あ~ね」「〇〇じゃね」と
会話している姿は、決して喜ばしいものではありません。

言葉の乱れは、心を乱し、行動を乱し、さらには体も乱していくし、
すべてを乱していくことにつながります。

チャイルドケアの7つのコンセプトのひとつに「言葉を大切にする」とありますが、
それがどういうことを意味するのかもう少し考えていただけばと思います。

手技の技術やノウハウよりもずっと深いケアにつながると思います。

きれいな言葉は人をひきつけます。異世代交流だけではなく、
言葉の通じない外国人にもその美しさが伝わるように思います。
それは信頼ですね。動物にも通じます。植物にも。
美しい母国語である日本語をもっと自慢できるよう、
私たちも言葉をもっと大事にしていきましょう。

私も美しい日本語に触れると、
心洗われ、背筋を伸ばして、身を正そうと思うことがあります。
いかに自分の言葉が乱れているかに気づかされます。
日々の学びですね。

子どもたちには良い言葉のシャワーを浴びせましょう。

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保護者の自覚

4月に入り、入学、進級などお子さんのいる方は忙しくしていらっしゃることと思います。

そして、子どもたちが新しい生活が始まる頃、

保護者会などで、親も新しい生活のための集まりがありますね。

いわゆるPTAのお話です。

PTA問題は、私の子どもが小さい時から様々な問題はありましたが、

ネガティブなことばかり取り上げられているから、

任意だから入らなくてもいいとか、

できる人がやっていればいいとか、なんだか好意的な存在ではないですね。

 

私は、子どもが世話になっている学校だから、

親もできることをするというのは大切なことだと思っています。

できないことは誰かと協力していくことで解決できると思います。

できないことを考えるより、できることを考えていった方が、親だって成長します。

子どもだってそうやって学び成長しているんですから。

 

チャイルドケアのスクーリングをこの時期に行っていた頃は、

「積極的にPTAになったほうがいいです」と呼び掛けてました。

子どものことを知ること、子どもを取り巻く環境のひとつとして、

学校や保護者、お友達の関係を知ることは、チャイルドケアでとても役立つからです。

最近は、この時期のスクーリングもないので

受講者の皆さんにそんな声掛けをすることもなくなりましたが、

先日ある受講生の方が、10年前のスクーリングに参加されていて、

その時はまだお子さんが赤ちゃんだったそうです。

でも私のスクーリングでの「PTAになるといいよ」という言葉を覚えていて、

今お子さんが成長されてPTAの活動をしているとメッセージをいただきました。

私、PTAに貢献してます(笑)

でもその方もPTAをやったことで良かったと感想もありました。

私が勧めてPTAになった人は、皆さん良い経験をされたと話してくれます。

自信がもてたとも。

そうなんですね。

ネガティブなことばかりじゃないと思います。

親として、社会と家庭をつなぐ大人としていろいろ学ぶことはあります。

もちろん楽しいことばかりではないです。

でも、楽しいことを行うことではないです。

子どもたちが健やかに元気に学校生活を楽しむためのお手伝いです。

面倒なことが多いのです。でもそれらは大切なこと。

大切なことはそんなに簡単にはいかない。

親も学ぶチャンスです。

そして、今の学校やそれぞれの家庭のことを知るきっかけになります。

いろいろな考えがあります。どれも正しいし、時には誤ることもあるでしょう。

でもそれらを狭い思考ではなく、広い視野で考え、

皆が笑顔でいられるためにどうあるべきかと考えることができるのは、

なかなか深いものです。
保護者の自覚が生まれます。自分の子に限らず、子どもを社会で守ろうと思えるようになる。
当たり前のことだけど、自覚があるのとないのでは少し違うんです。
自覚がないと自分の子だけしか見えないモンスターペアレントになりがちです。

ぜひ、戸惑っている人は怖がらずにやってみると良いですよ。

子どものためだけではなく、

実は自分のためにやってよかったとなることが多いですから。

大変だけど、きっとお子さんも

母が父が頑張っている背中を誇らしく思ってくれるはずですから。

皆さん、子どもに負けないようにがんばりましょう。

私だってできたんですから(笑)できるできる!

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